ケータハムF1チームの経営陣が退き、チームの管理を管財人の手に委ねることが発表された。
ケータハムF1チームのサプライヤーであるケータハム・スポーツ・リミテッドに会社再建手続が適用され、ロンドンの会計事務所スミス&ウイリアムソン社が管財人に指名されたことが今週分かった。
F1ファクトリーが管財人の手で閉鎖され、アメリカGP出場が危ぶまれるなか、ケータハムは24日、チームが活動を継続できる状況になることを最優先し、管理を管財人の手に委ねることを決めたと発表した。
ケータハムが発表した声明は以下のとおり。
「昨夜21時55分にケータハム・スポーツ・リミテッドの管財人およびトニー・フェルナンデス氏が関係するEXIM銀行の法律顧問から要請を受け、1MRT/ケータハムF1チームの代表は、チームが今後のイベントのために引き続き活動し準備を整えることを優先して、すべての権利を留保し、ケータハムF1チームの管理を管財人フィンバー・オコネル氏に引き渡すことに同意した」
アメリカGP出場のためには、土曜にはマシンをリーフィールドのファクトリーから送り出さなければならないといわれているが、金曜午前の時点では管財人はチームスタッフのファクトリーへの立ち入りを認めていない。
BBCによると、管財人はファクトリーの活動を再開させるためには資金提供者を見つける必要があると述べているということだ。