フェラーリの育成プログラムに所属するランス・ストロールが、来季、F3ヨーロッパ選手権に昇格する見込みであることが分かった。
カナダ人のストロールは、2010年に当時11歳の若さで跳ね馬の若手育成プログラム、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)に抜擢され、今シーズンもFDAドライバーとしてプレマパワーからイタリアF4選手権に参戦、見事チャンピオンを獲得している。
今月末に16歳になるストロールは、先日、フェラーリのプライベートコースであるフィオラノでプレマパワーのダラーラ・メルセデスをテストしており、来シーズンは同じFDAドライバーのアントニオ・フォッコが所属するプレマパワーのF3チームでドライブするとみられている。
プレマのチームマネージャーは、来季のドライバーとしてストロールが加入することに「多分そうだと思う」と答えた。
なお彼の父親は、今年、ザウバーF1チームを買収するのではないかと噂されたカナダの富豪、ローレンス・ストロールだ。