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「今季のザウバーでドライバーを評価するのは不公平」と代表

2014年10月23日 19:00  AUTOSPORT web

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2014年スペインGP エイドリアン・スーティル、エステバン・グティエレス(ザウバー)
ザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンは、今シーズンのザウバーC33のパフォーマンスでドライバーを評価するのはフェアでないと語った。

 ザウバーの今季マシンC33は競争力が低く、エイドリアン・スーティルとエステバン・グティエレスは、第16戦終了時点で1ポイントも獲得していない。

 ドライバーがミスを犯したケースもあるものの、カルテンボーンは、何よりもマシンパフォーマンスの問題を解決すべきであると考えている。

「ドライバーを評価するよりパッケージ全体のパフォーマンスを評価することの方が重要だと私は考えています」とカルテンボーンはCrash.netのインタビューにおいてコメントしている。

「パッケージ全体のパフォーマンスには満足できません。理由はいくつもあります。シャシーにもパワートレインにも原因があり、もちろんチームのメンバーもミスを犯しています」

「ドライバー、あるいはチームのどちらかが悪いと言うつもりはありません。私たちはひとつのチームなのです」
「今年はドライバーの仕事ぶりを公平に評価できる立場ではありません」

 今年はマルシャがすでに2ポイントを獲得しているため、現在ノーポイントのザウバーは、選手権10位に沈んでいる。


 一方でカルテンボーンは、2015年のドライバーに関してはノーコメントを貫いており、スーティルとグティエレスが残留する可能性について明言を避けた。

 来年はドライバーラインナップに変更はないのかと聞かれ、「ドライバーラインナップについては一切コメントするつもりはありません。できれば今シーズン中に発表したいと思っています」とカルテンボーンは答えた。