ロータスF1チームのオーナーは、ロマン・グロージャンが2015年も残留する見込みであると述べた。
ロータスは7月にメルセデスとの長期的なエンジン契約に合意、今月初めにはチームボスが来年はルノーからメルセデスにスイッチすることを認めた。
ドライバーに関してはパストール・マルドナドの残留は確定している。グロージャンは今年のロータスの低迷にフラストレーションを募らせ、移籍も検討していたが、メルセデスとの契約もあって最近では残留に前向きな発言を行っていた。
チームオーナーのジェラール・ロペスは、来年はドライバーラインナップの変更はないだろうと発言した。
「変更はないと思う」とロペス。
「ロマンとの契約には、チームがある一定の結果を出せない場合、離脱することができるという条件が盛り込まれている」
「今年はそれが当てはまる。我々は契約で定められているリザルトに届いていないので、彼はチームを離脱したければできるのだ」
「私はロマンを昔から知っている。移籍するなら少なくとも優勝を狙えるチームに行くはずだ」
「だが来年のチームの変化を考えれば、今のところここに残るという賢明な判断をすると思う」
「今後の展開を見ていかなければならないが、変更はないものと考えている」
「(ラインナップは)同じであると強く示唆する。そういう方向に進んでいる」