ドイツ・ベルリンで活躍するデザイナーNora Lutherさんと写真家のPavel Beckerさんが、とある料理店のメニュー用に撮影した写真。
それは、皿の上から湯気が立ちのぼる、出来立ての瞬間を写したものではなく、材料が空中から落とされている“料理中”のイメージを高速撮影で切り取ったものだった。
いきいきと宙を舞う食材や調味料は、“おいしそう”という表現よりも“美しい”という言葉がよく似合う。
また、完成形が見えないので“食べたい”という欲求より“つくりたい”という情熱を駆り立てられる。
出来上がりを頭にイメージしながら、自分なりに解釈して料理を楽しめるこの画期的な表現は、レシピの新しいカタチのひとつになるかもしれない。
Nora Luther Visual Communication
http://www.noraluther.com/
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