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“メニュー書き”と“自慢の1皿”を交換!デザイナーのユニークな挑戦

2014年10月22日 14:00  isuta

isuta

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カフェやレストランでよく見かける、手書きスタイルのメニュー看板。 飲食店でこの作業を担当したことがある方はご存知だろう。そう、真っ白な状態のボードや黒板に手書きでメニューを書き込むのは簡単ではない。 真っ直ぐ書くだけでも難しいのに、そこに美しさとセンスが求められるのだ。 だが、そんな正確さと美的センスが求められるこの一連の作業を、無料で引き受けてくれるという天使のような女性がいるという。そこで彼女のサイトを早速チェックしてみた。 NY在住のグラフィックデザイナー、ローレン・ホム氏が運営する「Will Letter For Lunch」では、レストランやショップのメニュー看板を、おしゃれなタイポグラフィーとイラストで手書きするサービスを実施中。 素材は黒板からガラス、紙材など、ひと通りのものは作業が可能だそうで、希望店は3日前までに彼女のサイトから発注したい旨を連絡。 このサービスはなんと“フリーチャージ(無料)”!ただし、ひとつだけ条件が。 それは、お店が看板に書くよう依頼した“その日のおすすめメニュー”を1品、彼女に提供すること。 すでにこのサービスを6店が利用したそうだが、ホム氏は、いつかお寿司屋さんから声が掛かるよう願っているらしい。 このニュースを見た人たちの反応としては、「素晴らしい!」「これをきっかけに、ほかのグラフィックの発注も来るのでは?」「アーティストならお金を支払ってもらうべき」など反応はさまざまだが、アイデアとしては話題性もあっておもしろいのでは? ゲスト側からすれば、魅力的なメニューを見れば食欲がそそられるのは必然。 デザインやイラストに自信がある人にとっては、チャンスはこんなところに転がっている!という良い例になるかも?! Will Letter For Lunch http://willletterforlunch.com/ ・ニューヨーク(まとめ)