ウイリアムズの開発ドライバーであるスージー・ウォルフが、今年の「レース・オブ・チャンピオンズ」に初の女性ドライバーとして出場することが明らかになった。
今年のイギリスGPで初めてF1のフリー走行に出走した経験を持つスージーは、年末の12月13~14日にバルバドスのブッシー・パーク・サーキットで行われるRoC(レース・オブ・チャンピオンズ)に同イベント初の女性ドライバーとして参加することになった。
「私はウイリアムズにおいてフルタイムの素晴らしい仕事をしているけど、レースのアドレナリンに代わるものは何もないし、それを取り戻すのが待ちきれないわ」とスージー。
「レース・オブ・チャンピオンズの一員に選ばれたことを誇りに思うし、再び世界最高峰のドライバーたちとレースができることを楽しみにしているの」
「もちろん、彼らを倒すのは容易ではないけど、常にドライバーとしてやれるだけの最高の仕事をしたいと思っているわ」
今年のRoCには、F1ドライバーとしてロータスのロマン・グロージャンが参加するほか、9度のル・マンウイナーであるトム・クリステンセンや2014年のインディー500ウイナーであるライアン・ハンター-レイ、オーストラリアのV8スーパーカーからジェイミー・ウィンカップ、さらにラリークロス選手権チャンピオンのペター・ソルベルグといった各カテゴリーの実力者たちがエントリーしている。