AUTO GP最終戦のエストリルにスポット参戦した道見ショーン真也(ユーロノバ・レーシング)が、19日に行われたレース2で見事シリーズ初優勝を飾った。
レース1のリバースグリッド(トップ8)で2列目3番グリッドからスタートを切った道見は、レース折り返しの10周目にファステストラップを奪うと、残り5周でトップに浮上。最後は、フロントウイングを破損した2番手のルイス・サ・シルバ(ゼレ・レーシング)を3.698秒差で振り切り、3度目の挑戦にして初のトップチェッカーを受けた。
今シーズンの道見は、AUTO GPデビュー戦のモンツァ、2戦目のレッドブルリンクでもファステストラップをマークしており、出場した3ラウンドのすべてでFLを記録。速さを見せつけた。
なお、このレースの3位には、かつてジャガー・レーシングやウイリアムズでも活躍した元F1ドライバーのアントニオ・ピッツォニア(ゼレ・レーシング)が入っている。