ブランパン・スプリントシリーズの第6戦は19日、ベルギーのゾルダーで決勝レースが行われ、決勝レースを6番手からスタートしたHTPモータースポーツのマキシミリアン・バーク/マキシミリアン・ゴッツ組84号車メルセデスベンツSLS AMG GT3が優勝を飾った。
ゾルダーで開催されたブランパン・スプリント。全クラスあわせて25台が集まった第6戦の予選では、セザール・ラモス/ローレンス・バンスール組ベルジャン・アウディクラブ・チームWRTの1号車アウディがポールポジションを獲得。GRTグレッサーの28号車ランボルギーニ・ガイヤルドGT3 FL2が2番手に続き、今シーズンの上位陣が順当に予選上位を占めた。
18日の予選レースでは、バンスールが1号車のステアリングを握りスタートするものの、首位をチームメイトのエンツォ・イデェ/レネ・ラスト組2号車アウディに奪われてしまう。バンスールは8周目、首位を奪還しようとするが、ラスト駆る2号車と接触。ラストはスピンを喫してしまった。
「何があったか正確には分からないけど、WRTとアウディに謝罪したい」とバンスールは語ったが、1号車はそのままトップを守り切り予選レースを制することに。2位はピーター・コックス/ニッキー・キャツバーグ組95号車ランボルギーニが入り、GRTグレッサーの28号車が3位となった。
翌19日の決勝レースでは、予選レースで6位となっていたHTPの84号車メルセデスがスタートで4番手に浮上。ピットストップを決め、首位に浮上し不得意と言われたゾルダーで優勝。連勝を飾った。2位は28号車ランボルギーニ、3位は1号車アウディという結果となった。