DTMの2014年シーズン最終戦にあたる第10戦ホッケンハイムは18日予選が行われ、ミゲル・モリーナ(アウディRS5 DTM)がポールポジションを獲得。アウディ勢がトップ3を占めた。
例年最終戦が行われ、多くのファンが訪れ盛り上がりをみせるホッケンハイム。とは言え、今季はすでにマルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)がチャンピオンを決めており、来季を見据えた一戦と言えた。
そんな中、フリープラクティスでは新王者ウィットマンがトップタイムをマーク。のジョーイ・ハンド(BMW M4 DTM)が2番手に続いた。
しかし迎えた予選では、アウディ勢が上位を占めていくことに。Q3に8台中6台を送り込むことに成功し、Q1首位、Q2で2番手と好調だったモリーナが、最終戦のポールポジションを獲得。2番手にはエクストローム、3番手にはエドアルド・モルタラが続き、アウディ勢がトップ3を独占する結果となった。
「楽しめたよ! 先月からすべてのチームがこの日のために頑張ってきたからね。この良い流れがレースまで続くように願っているよ」とモリーナ。BMW勢の最上位はアウグスト・ファーフスの4番手。今回全車が新型エアロを導入したDTMメルセデスAMG Cクーペ勢の最上位はパスカル・ウェーレインの6番手という結果となった。