キミ・ライコネンは、2016年もフェラーリに留まるためのオプション契約を結んでいることを示唆した。
今年7月、ライコネンはスクーデリアとの現行契約が終了する2015年を最後に、F1から引退する意向を明らかにした。
しかし、先の日本GPでセバスチャン・ベッテルがレッドブルからの離脱を発表したことで、フェルナンド・アロンソのマクラーレン移籍の噂が加速。代表のクリスチャン・ホーナーもベッテルのフェラーリ移籍をほのめかすなど、ここ最近はチームメイトを中心とする移籍のニュースが注目を浴びてきた。
そんななか、ライコネンは、来季も自分には契約があると語り、そうした騒動から距離を置くとともに、15年以降のオプション契約の存在も示唆した。
「僕には、来年とおそらくもう1年の契約がある」と、ライコネンがCNNに語ったと、Crash.netが伝えている。
「けど、僕はもう若くはない。F1だけじゃなく人生において何かをしたい」
「僕は、フェラーリで自分のキャリアを終えるだろう。決して情熱は失っていない。楽しいと感じなくなったら辞めるだろうね」
彼は、元会長のルカ・ディ・モンテゼモロが水曜にアロンソのフェラーリ離脱を公言するなか、ベッテル加入を歓迎するコメントを発している。
ライコネンは、本日10月17日に35歳の誕生日を迎えた。