今季、全日本選手権スーパーフォーミュラにはトヨタ、ホンダの新エンジンとともに、ダラーラ製の新シャシーSF14が導入された。SF14は世界中のレースにシャシーを供給するダラーラの技術により高いパフォーマンスを示しているが、そんなスーパーフォーミュラの今季最終戦鈴鹿に、ダラーラの創設者で会長を務めるジャンパオロ・ダラーラが訪問することになった。
ジャンパオロ・ダラーラは1936年にイタリアのパルマ近郊で生まれ。ミラノ大学で航空工学を学んだ後、フェラーリに加入。F1やスポーツカーレース等で、エンジニアリングアシスタントを務めた。
その後、マセラティやランボルギーニ、デ・トマソといったイタリアの自動車メーカーに所属しスポーツカー開発やレース活動に携わったジャンパオロ・ダラーラは、その中で名車ランボルギーニ・ミウラを生み出したことでも有名。1972年には、レーシングカーコンストラクターとして『ダラーラ・アウトモビリ・ダ・コンペティツォーネ』を設立した。
ランチアLC1/LC2などにも携わったダラーラ社は、現在では世界的なレーシングカーコンストラクターとして、フォーミュラカーを中心に世界中のワンメイクレースで広いシェアを誇る。ビッグフォーミュラではSFをはじめインディカーやGP2、F3では世界中のレースでほぼ寡占状態に。その性能は広くドライバー、チームに信頼されている。また、ランボルギーニ・ウラカンGT3等、最新のGTレーシングカー開発にも協力している。
そんなダラーラ社の創設者で会長を務めるジャンパオロ・ダラーラが、スーパーフォーミュラ最終戦JAF鈴鹿グランプリを訪れる。これを記念して、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションでは公式ホームページ(http://superformula.net)の中で展開中のテクノロジー・ラボラトリー特別編として、予選日夕刻に『ジャンパウロ・ダラーラさん来日記念 ウエルカムレセプション&トークショー』を開催する。
トークショーでは着席スタイルのビュッフェを楽しみながら、ジャンパオロ・ダラーラのクルマへの思想、そしてSF14シャシー設計の秘話などを聞くことができる。レーシングカー、そしてクルマ好きにはたまらないトークショーとなりそうだ。
ジャンパウロ・ダラーラさん来日記念 ウエルカムレセプション&トークショー
【開催日時】
11月8日(土)17時00分~19時00分(予定)
【開催場所】
鈴鹿サーキット
ピットビル2F ホスピタリティラウンジ
【形式】
ウエルカムパーティー&トークショー&撮影会
着席ビュッフェ(ソフトドリンク飲み放題)スタイル
【出演】
ジャンパオロ・ダラーラ(ダラーラ・アウトモビリ社創業者・会長)
ルカ・ピニャッカ(ダラーラ・アウトモビリ社SF14開発担当)
加藤哲也(株式会社カーグラフィック代表)
大谷達也(自動車ライター/日本モータースポーツ記者会会長)
【参加費】
\10,000(ビュッフェ、ソフトドリンク飲み放題)
※パーティ参加費にはサーキット入場券は含まれない。別途サーキットへの入場券を購入のこと。
詳細・申込はスーパーフォーミュラ公式ホームページ(http://superformula.net)まで。