あなたは日ごろ、どんなふうに食事をとっているだろう。
テレビを観ながら?家族団らんで会話をしながら?
「ながら」が当たり前の食事をやめて、食べることに極限まで集中すると、いったいどんな食卓になるだろう?
映画「聖者たちの食卓」の公開を記念して、配給会社アップリンクが食を見つめ直すイベント「沈黙の食卓 Curry」を10月19日(日)に開催する。
タイトルからして怪しいこのイベントをプロデュースするのは、さまざまなワークショップを企画する「クラヤミノtasting」。
視覚の利かない暗闇の中で、味覚と嗅覚のみを使って食事を味わい、脳内に新たな料理を再現させるという「食べるヨガ」とも呼べるワークショップ。
参加者は、「残さず全部食べること」「お代わり禁止」「沈黙してカレーを30分かけて食べる、食べ終わった人は瞑想」「暗闇の中で使った食器は指定の場所へ戻す」など、独特のルールを守りながら、ひたすら食べるという行為に集中する。
食に対する考え方が、ガラッと変わるかもしれないこのイベント。
ただの美食家ではなく、“食べる”ということそのものに関心のある人には、是非一度参加して欲しい。
クラヤミノtasting
http://www.bfrec.com/tasting.html