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ビアンキの容体変わらず。家族がファンや仲間のサポートに感謝

2014年10月15日 11:40  AUTOSPORT web

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2014年ロシアGP ジュール・ビアンキへの応援の気持ちを示すドライバーたち
日本GPでのクラッシュで重傷を負ったジュール・ビアンキの現在の容体について、家族の代理で所属チームであるマルシャF1チームが声明を発表した。

 ビアンキは今も三重県内の病院で集中治療を受けており、7日には「深刻ではあるが安定」した状態であると発表された。

 ロシアGP後の14日、チームは再び声明を発表、容体に変化がないことを伝えた。

「ジュール・ビアンキのご家族の要望を受け、四日市の三重県立総合医療センターとの協力の下、マルシャF1チームはジュールの病状に関し、以下の情報を発表する」と声明には記されている。

「過去9日間、ジュールとご家族は極めて厳しい日々を過ごしてきた。鈴鹿での事故の結果、医療上の多くの困難に立ち向かわなければならず、ジュールが頭部負傷によるびまん性軸索損傷を被ったため、依然厳しい状況が続いている」

「ジュールは四日市の三重県立総合医療センターの集中治療室におり、深刻だが安定した状態にある」

 また、チームは、ファンや関係者たちからの応援のメッセージにビアンキの家族が深く感謝しているとも伝えた。

「ビアンキのご家族は、大勢のファンとモータースポーツ関係者たちからの思いと祈りに励まされている。特に、ソチのロシアGPにおいて示された応援と愛情は、病院にいるジュールのご両親、親族、友人にとって大きな慰めになった」

「ご家族は今後も適切な時期に医療上の情報をお知らせする」