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全日本F3富士:佐々木大樹がダブルポールを獲得

2014年10月12日 03:10  AUTOSPORT web

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全日本F3最終ラウンドでダブルポールを決めた佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)
全日本F3選手権は11日、第14戦/第15戦の公式予選が行われ、佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が両レースのポールポジションを獲得した。F3-Nクラスも、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がダブルポールを決めている。

 いよいよ最終ラウンドを迎えた今シーズンの全日本F3。朝は青空も見えていたものの、この時間になるとやや薄曇りに。そんな天候のもと、まずは第14戦の10分間の予選がスタートした。

 序盤は山下健太(PETRONAS TOM’S F314)がタイムをリードしていたこのセッションだったが、チェッカーに向けて各車のタイムがアップしていく中で、同じくトムスの勝田貴元(PETRONAS TOM’S F312)が首位を奪う。

 しかし、セッション終了目前にコントロールラインを通過した佐々木が1分34秒835の好タイムをマークしてトップに! 金曜走行でも速さを見せていた佐々木が、第14戦のポールポジションを決めた。2番手に勝田が続き、3~5番手には山下、高星明誠(B-MAX NDDP F312)、そしてランキングリーダーの松下信治(HFDP RACING F312)と、王座を争う3人が並んだ。

 Nクラスでは、ランキング首位の小泉が1分37秒693でクラスポールを獲得。久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)が2番手、湯澤翔平(KCMG F308)が3番手となった。

 続いて11時50分から行われた第15戦の予選では、松下を先頭に各マシンがコースイン。今回もチェッカーに向けて首位争いが過熱するが、その中でトップに立ったのは再び佐々木! 自身がマークした第14戦の予選タイムを上回る1分34秒789でダブルポールを獲得することとなった。2番手にはチームメイトの高星が並び、勝田、山下、松下と並んでいる。

 Nクラスでは、第15戦も小泉が速さを見せ、1分37秒176でトップタイム。2戦連続のポールを決めた。2番手は湯澤、そして3番手に久保が続く形となった。

 全日本F3富士は、11日14時50分から第14戦の決勝、そして12日の午前8時から第15戦の決勝レースが行われる。