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WEC第5戦富士:中嶋一貴、初日の5番手の結果は「路面の影響が大きい」

2014年10月11日 03:40  AUTOSPORT web

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中嶋一貴も乗り込む7号車トヨタTS040ハイブリッドは初日を5番手で終えた。
WEC世界耐久選手権第5戦は10日、富士スピードウェイで開幕を迎え、7号車トヨタTS040ハイブリッドを駆る中嶋一貴は2度のフリー走行をともに5位で終えた。

 今回のレースは、トヨタにとってもホームレース。また、一貴の乗る7号車は、過去2回のレースでともに優勝を果たしているが、10日に行われた2回のフリー走行では、アウディ勢が速さを見せ、両セッションともにワン・ツーで終えた。

「今日のコースのコンディションがあまり良くないのが一番大きいですね」と初日の結果を振り返った一貴。

「ただ、ロングランをやっている感じではペースは悪くないと思うので、そこはポジティブに捉えられると思います」

 また、ライバルのアウディについては「一発は速いと思いますが、ロングランをやっている間はそうでもないような感じだったので、『どうなのかな』というところですね」と語った。

 明日以降に向けては、「今の路面が悪いのは仕方ないので、今の状態でできる限りセットアップをして臨めばいいかなと思います」と一貴。週末の天気が読めないため、見通しは「なんとも言えない」という一貴だが、富士戦での3連勝に向けて意気込みを見せていた。