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WEC第5戦富士:初日は「すごく感慨深くて嬉しい」と井原慶子

2014年10月11日 03:30  AUTOSPORT web

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初日から集まったファンを見て感慨深い思いもあったという井原慶子
WEC世界耐久選手権第5戦富士は10日、2度のフリー走行が行われ、OAKレーシングの35号車モーガン・ジャッドでLMP2クラスに参戦している井原慶子はクラス3番手(FP1)/クラス5番手(FP2)で初日を終えた。

 今季前半はヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)やWEC第3戦のル・マン24時間に参戦し、ル・マンでは9位完走。アジア出身の女性ドライバーとしては初の記録を打ち立てた。そんな井原だが、金曜日に富士に集まったファンを見て、感慨深い思いがあったという。

「金曜日からものすごくファンが多くて驚いていますね」と井原。WEC富士にはこの日から多くのファンが集まり、パドックも、ドライバーたちのサインを集めたり、写真撮影をするファンで賑わいを見せていた。

 富士戦の開催1年目となった2012年、FIAから「日本でWECを盛り上げていほしい」と言われていたという井原。金曜日から集まったファンを目の当たりにし、「すごく感慨深くて嬉しいですね」と語った。

 また井原は、8月末に行われたアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)第2戦富士で、OAKレーシングの1号車モーガン・ジャッドを駆り総合優勝している。週末のレースに向けては、この流れにのって“連勝”を目指したいと意気込んだ

「今回で3回目のWEC富士になりますが、AsLMSで総合優勝することができたので、連勝したいですね。良いエンジニアとチームメイトに恵まれているので、優勝を目指したいと思います」