全日本F3選手権は10日、翌日からの最終ラウンド富士に向けて、2度の占有走行が実施され、佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が総合トップタイムをマークした。
今年もWEC世界耐久選手権第5戦富士のサポートレースとして開催される全日本F3最終ラウンド。ここまでもつれ込んだ王座争いも、ここで決着を迎えることとなる。今回は、ダン・ウエルズ(TDC F314 with DWI)と三浦勝(アルボルアルデアCMS306)がスポット参戦し、17台がエントリーしている。
金曜日の午前、午後にそれぞれ1時間ずつ行われた占有走行。午前のセッションでは、松下信治(HFDP RACING F312)が1分36秒347のトップタイムをマーク。F3-Nクラスでは山口大陸(TAIROKU EXCEED)が1分38秒721でクラス首位につけた。
午後のセッションでは、佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が1分35秒307で首位に。Nクラスでは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)の1分37秒877がトップタイムとなった。
この結果、午前・午後の総合では、佐々木がトップタイム。Nクラスでは小泉が1日総合の首位となっている。