今週末のロシアGPへの出場が確定した小林可夢偉が、新しいサーキット、ソチ・オートドロームを走るのが待ち切れない思いだと語った。
可夢偉はケータハムのレギュラードライバーであるにもかかわらず、チームオーナーが変わった後は、1戦ごとにグランプリ直前に出場するかどうかが確定するという不安定な状況に置かれている。
ケータハムは、ロシアGP直前の9日木曜、可夢偉のレース出場を発表した。金曜フリー走行1回目はロベルト・メリが可夢偉のマシンに乗ることが決まっている。
2014年F1カレンダーにソチでのロシアGPが初めて組み込まれ、10月10~12日に第16戦として開催される。舞台となるソチ・オートドロームは、ソチオリンピックの会場を利用して建設され、ヘルマン・ティルケがデザインを担当した。
「新しいサーキットでレースをするのはわくわくしますね」と可夢偉。
「先週鈴鹿でコードマスターズの2014年のF1ゲームでソチの新サーキットを数周走りました。ビデオゲームで走っただけですが、面白そうなサーキットでした。タイトなコーナーを含めいろいろな種類のコーナーと高速セクションがミックスされているんです。実際にコースを走るのが楽しみです」
「とても面白いチャレンジになりそうですし、ベストを尽くします」
「僕らは皆、今困難な時期にいるジュール(・ビアンキ)とご家族のことを心から思っています」