嶺豪一監督の映画『故郷の詩』が、10月18日から東京・ポレポレ東中野で上映される。
同作は、俳優としても活動する1989年生まれの嶺豪一の初長編監督作。故郷の熊本に恋人を残し、スタントマンを目指して上京した大吉が、熊本出身の学生のための男子寮『有斐学舎』で酒やナンパに明け暮れる大学生活を過ごし、何一つうまくいかないまま迎えた卒業目前に、一世一代のスタントを行うというあらすじだ。同作はこれまでに『第30回そつせい祭』グランプリ、『第34回ぴあフィルムフェスティバル』審査員特別賞、福岡賞など多数の賞を獲得している。
スタントマン志望の主人公を演じるのは嶺監督。撮影は、監督が実際に大学4年間を過ごしたという1881年に設立された実在の学生寮「有斐学舎」で行われた。
劇場公開初日となる10月18日には、嶺監督と、同作について「永遠に語り継がれるべき、最高の青春映画」とコメントしている峯田和伸(銀杏BOYZ)のトークイベントがポレポレ東中野で開催される。
また、10月15日には、監督の出身校である多摩美術大学の上野毛校舎で同作の上映会を開催。監督の出身地である熊本のキャラクター・くまモンが監督と共にトークショーに出演する。同イベントには熊本に縁のある人が無料で参加可能。参加予約は10月14日まで受付中だ。