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同じ職場なのに… 時給が倍以上も高い「ママ友」に嫉妬してしまう

2014年10月07日 12:40  キャリコネニュース

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Q&Aサイトの発言小町に、こんな相談が寄せられていました。相談者のマカロニさんは、調剤事務の資格を取ってパートとして働き始めました。職場の雰囲気はよく、みな親切なのでとても満足しています。

しかし相談者さんには、ひとつ悩みがあります。それは、同じ職場で働いている薬剤師のママ友との時給が倍以上も違うこと。資格が違うから仕方がないと分かってはいるものの、「こんなに差があるなんて…」と嫉妬する気持ちを押さえられません。

「ママ友が、特別大変そうな仕事をしているとは思えない。シフト表を貰った時には、つい、ママ友の予想月額を計算してしまう。心が折れそうです」

「志の高さも、努力した時間も違う」と厳しい意見も

そこで相談者さんは、「資格が違うから仕方ない」という以外のテンションの上げ方はないでしょうか、と相談を投げかけています。これには、高い給料を貰えるのは過去にそれだけ努力したからであって、差があって当然という意見が相次いで寄せられました。

「私は博士を持っていて大学で働いてますが、修士しか持っていない人が私と同じ給料をもらっていたら、キレてやめますよ」(はかせさん)

資格が天から降ってきたもののように思うからイライラする、と指摘する人もいました。

「若い頃の志の高さが違う、努力した時間が違う、才能が違う、投資した時間もお金も違う、理解力が違う、ほら、何から何まで違いますもの」(アラフィフさん)

たちょさんからは、同じ職場で同じ仕事でも給料が違うなんてケースもザラにあり、むしろ「資格」という明確な理由があって良かったのでは、という意見もありました。

「ウエイトレスとシェフ、医者と看護師、教師と学校事務、教授と助手、同じ訳ないでしょう?(略)社長のエコひいきによる時給の差かとおもったら、自業自得じゃないの」

なかなか厳しい意見ばかりです。そもそも次元の違う人には、嫉妬の気持ちも湧きにくいもの。質問者さんがママ友に嫉妬するのは、同じ職場という以外に、子どもを同じ幼稚園に通わせているという仲間意識が原因なのかもしれませんね。

トータルで見ると薬剤師はそんなに得ではない?

一方で、時給だけなら羨ましいと思うかもしれないけれど、薬剤師になるには学生時代に高い学費を払う必要があるので、トータルで見ると一概に得な職種とは言えないのでは、という考えも寄せられました。

「薬剤師なら大学に6年通わないとならず、私立なら年間200万ほどかかりますので、トータル1200万以上資格取得に投資しています。時給の差が1000円だとしたら、元を取るのに1万2000時間、ひと月に100時間程度としても、10年働いてようやく減価償却です」(さとこさん)

薬剤師の時給が高いのは、「業務の責任の重さ」が関係しているという人もいました。

「薬剤師には、処方箋1枚の調剤に3年間の責任が生じることをご存知ですか? ママ友さんは、1日8時間で40枚の処方箋の責任(3年間)を16,000円で請け負っていらっしゃいます」(紫陽花さん)

なるほど。高い給料を貰うには、それなりの理由があるのですね。残念ながら相談者さんにとって厳しい回答が多い結果となりましたが、中には励ましの声も。けいこさんからは、

「トピ主さんは、学生時代に薬剤師の資格を取るための努力はしなくても、別の何かの努力をしたはずです。自分の選択に自信と誇りを持って!」

というエールが届いています。同じ幼稚園には、きっと質問者さんより時給が低い人もいるでしょう。上を見ても下を見てもきりがありません。自分なりの理想に向けて、今できる努力をするしかありませんよね。(ライター:Makiko.N)

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