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8号車トヨタのラピエール、WEC富士は欠場に

2014年10月07日 08:00  AUTOSPORT web

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WEC第5戦富士の欠場が発表されたニコラス・ラピエール(中)。8号車トヨタは前戦オースティンでもポールポジションを獲得。一時は表彰台圏内から後退するも、追い上げて3位表彰台を獲得した。
WEC世界耐久選手権に参戦しているトヨタは6日、今週末に行われるシリーズ第5戦富士において、8号車トヨタTS040ハイブリッドのドライバーを務めるニコラス・ラピエールが欠場となることを明らかにした。

 トヨタのWEC参戦初年となる2012年からチームのドライバーを務めるラピエールは今季、セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デイビッドソンとともに8号車トヨタをドライブ。開幕2連勝を含め、今季ここまで4戦全てで表彰台に登っている。

 LMP1クラスのドライバーズランキングでも首位につけている8号車の3人だが、今回の富士戦では、ラピエールが都合により欠場することになった。チームを率いる木下美明代表は次のように説明している。

「ニコラスは個人的な都合により欠場となります。ただ、チームはこの間も彼へのサポートを続けるでしょう。これは、我々がともに下した決定です」と木下代表。

「2015年、そしてそれ移行のドライバーラインナップはほぼ決定しています。そして、ニコラスは変わらずチームの長期的なメンバーのままです」

 なお、トヨタはテスト兼リザーブドライバーとしてマイク・コンウェイを起用しているが、富士戦はブエミ/デイビッドソンのふたりで8号車をドライブ。中嶋一貴/アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン組の7号車とともに、トヨタにとっての母国レースに臨むこととなる。