F1日本GP決勝でクラッシュし、意識不明のまま病院に搬送された、マルシャF1チームのジュール・ビアンキの容態について、FIAのプレス・デレゲート、マテオ・ボンチアーニが声明を発表した。声明の内容は次のとおり。
「10月5日のレースで、42周目、エイドリアン・スーティルがマシンのコントロールを失い、スピンしてターン7外側のタイヤバリアに激突しました。そのためコースマーシャルは、ダブルイエローの振動をコーナーの前で掲出し、事故に対して注意を促しました。そして、事故車両を持ち上げ、ガードレール外側の安全地帯に運ぶため、リカバリー用車両が派遣されました。しかし、カーナンバー17のジュール・ビアンキはマシンのコントロールを失い、ランオフエリアを越え、トラクター(ホイールローダー)の後部に激突しました」
「コースマーシャルからドライバーが怪我をしていることが報告されたため、メディカルチームが派遣され、セーフティカーが導入されました。そしてその後、救出チームと救急車が出動しました」
「ドライバーはマシンから救出され、サーキットのメディカルセンターに搬送された後、救急車によって三重総合医療センターに移送されました」
「CTスキャンにより、彼はひどい頭部外傷を負っていることが確認され、現在緊急手術を受けています。その後、集中治療室に入ります」
「三重総合医療センターは、詳細情報が入り次第、すぐにインフォメーションを発表する予定です」