F1日本GP決勝は、スタート前から激しさを増した雨の影響でセーフティカー先導によるスタートが切られたが、2周目終了時点で赤旗が振られ、一時中断となっている。
大型の台風18号の接近に伴い、日曜日の鈴鹿は朝から雨に見舞われ、決勝スタート時刻の午後3時時点でコースはひどいウエットコンディションとなった。
レースは、スタート延期の措置はとられなかったが、セーフティカー先導で全車がスタートすると、コースはマシンが巻き上げる水しぶきによって視界が一気に失われ、マシンもフルウエットタイヤの排水が追いつかない状態でレース続行は困難な状況となっていった。
さらに1周目の最終コーナーでは、ケータハムを駆るマーカス・エリクソンがアクアプレーニングを起こしてスピンアウト。なんとか再走することができたものの、直後にレーススチュワードはレース成立の条件となる2周終了時点で赤旗中断の判断を下した。
しかし、その後は若干雨脚が弱まり、コースコンディションもわずかながら回復の兆しを見せたため、レースはこの後2時25分からの再開がアナウンスされている。