レッドブル・レーシングのボス、クリスチャン・ホーナーは、F1日本GPの金曜夜にセバスチャン・ベッテルからチームを去りたいとの話をされたと明かした。ホーナーは、ベッテルは来年フェラーリに加入すると示唆している。
ベッテルの意思を聞いたレッドブルは、土曜朝にベッテルの2014年末での離脱を発表、後任としてトロロッソのダニール・クビアトを起用することを明らかにした。
ホーナーは報道陣に対し「昨夜彼から話があった」と説明した。
「私としては彼の今後の活躍を祈るしかない。彼は(来年)1月1日にライバルになる」
正式発表はなされていないものの、ベッテルは来年フェラーリに行くものと考えられており、それをホーナーも認めている。
「明らかにフェラーリは彼に魅力的なオファーをしたのだ」とホーナー。
レッドブルとベッテルは2015年末までの契約を結んでいたが、無理やり引き留めても仕方がないとホーナーは述べた。
「心が他にあるのであれば、書類上の決め事など意味はない。彼は新しい挑戦を望む時期に来たのだ。心がここにないのなら、それが動くべきタイミングだ」
フェルナンド・アロンソとフェラーリは2016年末までの契約を解消し来年アロンソはマクラーレンに移籍するものと推測されている。