レッドブル・レーシングは4日、今シーズン限りでセバスチャン・ベッテル(27)が離脱し、2015年はダニエル・クビアトが加入することを正式発表した。
昨シーズンまで、レッドブルに4年連続でダブルタイトルをもたらしたベッテルが、2014年シーズン限りで同チームを離脱することが正式に明らかとなった。
後任には、今年トロロッソからデビューし、ルーキーらしからぬ活躍をみせているロシア人ドライバーのクビアトを抜擢、来シーズンのレッドブルはダニエル・リカルドとクビアトというフレッシュなコンビで王座奪回を目指すことになった。
「セバスチャン・ベッテルは2014年シーズン限りでレッドブルを離脱することを通知してきた」と、レッドブルのリリースには記されている。
「我々は、彼が過去6年間にレッドブルで果たしてきた信じられない役割をセバスチャンに心から感謝したい」
ベッテルの新たな移籍先については明らかにされていないが、現フェラーリのフェルナンド・アロンソが、来シーズンからホンダとパートナーを組むマクラーレンに移籍すると、パドックではもっぱらの噂になっている。
ベッテルのフェラーリ入りも以前から報じられており、彼がアロンソに代わってフェラーリ入りする可能性はこれで極めて高くなったと言えるだろう。