今月3日(金)に開幕する日本グランプリに向け、舞台となる鈴鹿サーキットではF1開催の準備が佳境を迎えている。
木曜日のファンイベントを2日後に控えた火曜日、この日はコースサイドにある縁石のペイントや表彰台の設置、看板の掛け替えなどがほぼ終了し、メインストレートのコンクリートウォールもF1仕様へと塗り替えられた。
また観戦エリアでは、メインストレートエンドの仮設スタンドが完成。各観戦席周辺の休憩スペースやフードエリア、ゲートなどの設営も進み、受け入れ態勢も徐々に整っている。
各チームが使用するパドック内の施設やピットガレージの設営も進んでおり、F1仕様のパーテーションがグランプリ感を演出。すでに一部のガレージではマシンの組み立て作業が始まっている。
ピットでは今夜にかけて設備の準備やマシンの組み立て作業が引き続き行われることになっている。そして、いよいよ2日(木)からはファン待望のピットウォーク&サイン会などのイベントがスタート、ドライバーたちもサーキットに姿を見せることになる。
F1の走行は3日から。午前10時から90分のフリー走行が行われ、4日(土)午後2時からは予選が行われる。
53周で争われる注目の決勝レースは、5日(日)午後3時にスタートが切られる。