日本のガラス工芸といえば、カットの美しい江戸切子などが有名だけど、東京のガラスの魅力はそれだけじゃない!
日本で唯一、「ガラス器」だけを集めた市が行われるという、秋の“すみだガラス市”。1992年(平成4年)に始まったこの市は、4月と10月の年に2回行われるもので、今年は10月4日(土)と10月5日(日)が秋の開催日。
この日は、東京都の伝統工芸品である「江戸硝子」や、国の伝統工芸産業として指定されている「江戸切子」の手法で作られた食器や花器、置物など、手作業の美しさが光る「お江戸」のガラス製品が一堂に集結! 墨田区をはじめ、江東区や江戸川区などにあるガラス工場の職人さんたちが腕をふるって出品する市だから、ここへ来れば、きっと素敵なガラスの器に出会えそう。
当日は、とんぼ玉や切子を作る体験や、大きなおはじきのペーパーウェイトへの彫刻体験ができるワークショップも開催されるとか。「女性の方には、アクセサリーなどにも使える『とんぼ玉体験』が人気ですね。ちょっと変わったところでは、ビーカーやメスシリンダーといった理科学系のガラス製品もあるので、デザインが気に入って買うという方もいらっしゃいますよ」と、一般社団法人東部硝子工業会の柳生さん。シンプルな実験用のガラス製品は、スタイリッシュなインテリアのアクセントとしても人気が高いから、いろいろな種類のアイテムをチェックするのにはいい機会♪
ガラス市では、東部硝子工業会に加盟している16社が特別価格で販売するため、いいものが手ごろな値段で手に入るのもポイント。チャリティセールもあるので、いいものを安く買って社会貢献だってできちゃうかも。インテリアや食卓を彩る素敵な1品と出会うために、秋のガラス市でブリリアントな週末を過ごしてみない?
【オズモール】