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全日本F3第12戦・第13戦SUGO:松下と高星がポールを分け合う

2014年09月27日 11:10  AUTOSPORT web

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今季ランキング首位を走る松下信治(HFDP RACING F312)
全日本F3第12戦・第13戦は27日、公式予選が行われ第12戦は松下信治(HFDP RACING F312)が、第13戦は高星明誠(B-MAX NDDP F312)がポールポジションを獲得した。

 三度の赤旗が出るなど大荒れとなったスーパーフォーミュラ第6戦のフリー走行に続きスタートした全日本F3第12戦・第13戦の公式予選。今季は強豪が揃い、熾烈なチャンピオン争いが展開されている全日本F3だが、このSUGOラウンド、そして最終ラウンドである富士を残すのみ。少しでも得点を獲得するべく、予選から熾烈な争いが展開された。

 10時15分からスタートした第12戦の公式予選では、佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)がまずは1分14秒台に突入。しかし、最終的にポールポジションを獲得したのは現在ランキングで1ポイント差の首位に立っている松下。勝田が続き、ランキング2位の高星明誠(B-MAX NDDP F312)が3番手につけた。

 一方、3ポイント差のランキング3位につけている山下健太(PETRONAS TOM'S F314)は7番手とやや遅れてしまう。F3-Nは久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)がクラスPPを獲得。湯澤翔平(KCMG F308)が2番手に続いた。

 10分間のインターバルを経てスタートした第13戦の公式予選でも、松下が序盤からタイムを上げていく。しかし、そんな中で佐々木がSPアウト側でコースアウト。マシンを止めてしまったため、赤旗中断となってしまった。

 第13戦の予選は、残り2分20秒で再開。各車一気にコースインしアタックを展開していくが、赤旗前まで上位を占めていた勝田、山下のタイムを上回るマシンは現れず。勝田がポールでPETRONAS TOM'S勢がフロントロウを占める結果となった。高星が3番手につけ、松下が4番手に。

 しかし、予選後赤旗提示中に計測されたタイムとして、勝田、山下、ナニン・インドラ・パユーング(CERUMO・INGING Jr.F312)のタイムは抹消に。ポールは高星、2番手に松下という結果となった。F3-Nは第13戦も久保がクラスポールを獲得している。