メルセデスのルイス・ハミルトンは、来週末のF1日本グランプリで鈴鹿初勝利を達成し、チャンピオン争いのリードをさらに広げたいと考えている。
現在、2連勝中のハミルトンは、前戦シンガポールで今シーズン2度目のリタイアを喫したニコ・ロズベルグをポイントで逆転。2008年に続く2度目のワールドチャンピオンに向け、チャンピオンシップリーダーに浮上した。
だがハミルトンは、日本グランプリの舞台となるクラシックコースの鈴鹿で未だ勝ち星を手にしておらず、今年こそ鈴鹿でトップチェッカーを受けることを切望している。
「ズズカは僕が勝ちたいトラックのひとつだ」と、ハミルトンはBBCに対して語っている。
「そこに重大な目標を掲げているんだ」
ハミルトンは、2007年に富士スピードウェイで行われた日本グランプリで優勝しているものの、鈴鹿サーキットでのベストリザルトは2009年の3位。昨年はスタート直後にセバスチャン・ベッテルと接触し、レース早々にリタイアを喫した。
「(マクラーレン時代の2011年に)ジェンソンがそこで勝ったように僕も勝てるマシンを持っていたが、それをできなかった。だが、来週はそうはならないだろう」
過去5年の鈴鹿では、ベッテルが4勝を記録している。