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マクラーレン、ホンダのホーム鈴鹿でのドライバー発表を否定

2014年09月26日 23:10  AUTOSPORT web

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マクラーレンは2015年からホンダのパワーユニットを搭載する
マクラーレンF1チームは、来シーズンから新たにパートナーを組むホンダのホームレース、日本グランプリで2015年のドライバーラインナップを発表する計画はないという。

 来年からホンダのパワーユニットを搭載するマクラーレンは、ここ最近、現フェラーリのフェルナンド・アロンソとレッドブルのセバスチャン・ベッテルの両者に契約をオファーし、ふたりの今後のプランを知った上で、来年のドライバーを決定する意向を明らかにしている。

 しかし、その後アロンソはフェラーリ残留の意向を示し、ベッテルも「何が違うことをやる必要は感じていない」と発言するなど、ふたりのマクラーレン入りの可能性は低く、チームはジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンの現行ラインナップを維持する見込みであると考えられている。

 マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、たとえバトンとマグヌッセンの残留が濃厚だとしても、ホンダのホームレースである鈴鹿で正式発表を行わなければならないというプレッシャーはないと語っている。

「絶対的に、まだ何も発表する計画はない」と、ブーリエが語ったとCrash.netが伝えている。
「(決定は)多少オープンだが、大体は決まった。ただ無理は言わないでくれ…」

 バトンはイタリアGPの週末、マクラーレンのグループCEOであるロン・デニスとチームの将来について長い時間、話をしたと認めている。

 一方、強力なドライバーとの契約を強く望んでいると言われるホンダは、エンジンプログラムの資金以外にもマクラーレンに多額の財政投資を行っていると伝えられている。