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22年ぶりに蘇った宝塚月組『PUCK』―幕が上がったばかりの本作をプルミエールが特集

2014年09月26日 16:11  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

22年ぶりに蘇った宝塚月組『PUCK』―幕が上がったばかりの本作をプルミエールが特集

 宝塚情報番組『宝塚プルミエール』9月27日放送では、22年ぶりに月組で再演されたミュージカル『PUCK(パック)』(作・演出/小池修一郎)が特集される。


 本作はシェイクスピアの『真夏の夜の夢』をモチーフに、人間に恋をした妖精パックが愛を得るために大活躍し、人間になるまでを描いたコメディ作品。
1992年の初演では、涼風真世が主演のパックを演じ、麻乃佳世がハーミア、天海祐希がボビーと今見ても豪華な顔ぶれが出演していた。
また、本作には松任谷由実が主題歌「ミッドサマー・イヴ」を提供したことも後押しとなり、当時チケットは入手困難に。さらに涼風と麻乃の役もしっかりとハマり、後に二人の代表作の1つと言われるほどになっている。


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 そんな22年ぶりに蘇る本作でも主題歌は健在。現在の龍真咲率いる月組生が、9月26日から宝塚大劇場で全力で挑んでいる。
そして、今回の番組ナレーターは、元月組トップスターの瀬奈じゅんが担当。


 瀬名は今回の収録について、「久しぶりに宝塚に触れられて懐かしい世界観を感じました。下級生のタカラジェンヌとやり取りをし、やはり温かい所だったなぁと思いました。宝塚関連のお仕事をすると、私の原点を思い出します。今回ナレーションをして、この番組の楽しさとか、初めて客観的に見れたような気がします。こうやって私も視聴者の皆さんが楽しむためのお力添えができて嬉しいです。是非、放送を見ていただければと思います!」とコメントしている。


 放送は9月27日12時からの、宝塚プルミエール月組のミュージカル『PUCK』に続けて、21時30分からは、宝塚への招待『ベルサイユのばら』-オスカルとアンドレ編-(月組2013年)が放送される。


(C)宝塚歌劇団