ボッシュの女性向けカートイベント『Kart for girls!』の様子 自動車機器や産業機器等で世界的に有名なボッシュ・ジャパンが、9月23日(火)に、7月から展開している『ボッシュ・ジャパン モータースポーツキャンペーン』の一環として、モータースポーツに触れる機会がない若い女性たちにモータースポーツの楽しさを伝えるカート走行イベントを開催した。
バッテリーやワイパーをはじめ、市販車はもとよりモータースポーツの世界でも多くのレーシングカーにパーツが採用され、厚い信頼を得ているボッシュ。7月から、より多くの人たちにモータースポーツの魅力をアピールしようと、『ボッシュ・ジャパン モータースポーツキャンペーン』をホームページで展開。その一環として、日頃モータースポーツに触れる機会のない若い女性たちに、レーシングカートを自分で運転しモータースポーツの楽しさを肌で感じてもらうことを目的に、ボッシュの女性社員がカート大会『Kart for girls!』を開催した。
当日は埼玉県入間市にあるインドアカートコース、サーキット634でイベントが開催されたが、遠く関西からこのために来たという方や、ペーパードライバーながら興味があって来た……という方など、17名の女性が参加。台風16号の接近で、インドアカートながら天候が心配されたが、晴天に恵まれ企画したボッシュのスタッフもひと安心となった。
イベントには、全日本F3-Nで活躍する女性ドライバー、三浦愛が登場。ウェイティングスペースを使ってトークショーが行われた。男性ドライバーたちに混じって、クラス優勝をはじめ大活躍している三浦は、「モータースポーツは男性の世界だと思うのですが、私の中では男性女性の区別はなく、ただレースが好きでこれまで走ってきました。苦しい時もあるけど、レースで結果が出せたり、目標をクリアできた経験が一度でもあったりすると、また頑張れます」とトークを披露した。
トークショーの最後に、三浦からは「自分が見ている方向にクルマは進んでしまうので、自分が通りたいラインを見るように。視野は広く、視線を大切に。楽しんで走ってほしいです!」と参加者に向けアドバイス。また、元スーパーGTドライバーで、ボッシュのモータースポーツ部キャプテンを務める余郷敦からは「遊園地のゴーカートと違い自分でコントロールしなくてはいけません。ハンドルがすごく重く感じると思います。腕力が必要とされるので、とにかく安全に運転して欲しいです」とアドバイスを受け、参加した17名の女性たちは練習走行に臨んだ。
その後しっかりと予選、決勝とレースフォーマットを終え、最後にはシャンパンファイトも行い、参加した女性たちは一様に笑顔でイベントを堪能した様子。汗だくになりながらもだんだんとのめり込んでいく姿が印象的なイベントとなった。
参加した女性たちは市販車とは異なるスピード感に興奮していたようで、「女性限定のイベントは参加しやすく、モータースポーツに興味のある他の女性ともお話をする貴重な機会だったので楽しかった」との声も聞かれた。
ボッシュ・ジャパンでは、今後もモータースポーツをより身近に感じられるイベントを多数展開していくという。
ボッシュ・ジャパン モータースポーツキャンペーン
http://www.bosch.co.jp/bosch-ms/