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ネットで話題の東北復興支援「#ずんだチャレンジ」に挑戦してみた

2014年09月24日 13:41  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

ネットで話題の東北復興支援「#ずんだチャレンジ」に挑戦してみた

 つい先日、編集部のTwitterアカウント宛てに「#ずんだチャレンジ」なるものが指名で廻ってきた。


 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の研究を支援する目的の『アイス・バケツ・チャレンジ』が海外セレブを中心に先日話題となったが、ノリ的にはそれに近い。


【元の記事はこちら】


 「#ずんだチャレンジ」の発端は、東北復興支援キャラクター「東北ずん子」ちゃん。彼女は宮城県民のソウルフード「ずんだ餅」を擬人化したキャラクターで、東北6県の企業であれば無償・無申請で商用利用が許可される。彼女が有名になればなるほど、彼女のキャラクターを扱う企業が潤う仕組み作りを目指しており、企業以外にも一般にも自由な創作を推進している。
今年6月にはずん子ちゃんの「VOCALOID」(CV:佐藤聡美)が発売され、動画やイラストなど、ニコニコ動画を中心にじわじわと知名度を上げてきているところだ。


 しかし、その人気はまだ発展途上。そこで今回、姉・東北イタコ(CV:木戸衣吹)と妹・東北きりたん(CV:茜屋日海夏)も歌えるよう「UTAU音源」及び「3Dモデル」の製作を計画し、9月頭頃からクラウドファンディングを使用し1口500円の支援を呼びかけている。
支援が叶えば、これらは全て無償でデータ配布が行われ、創作環境を更に強化することで彼女達の知名度向上、ひいては東北支援に繋げていきたいと考えているそうだ。


 ただ、クラウドファンディングの期限が10月3日までと迫っているものの、9日前の本稿執筆時点で集められた金額は目標200万に対し、150万。
そこで一計を案じて「#ずんだチャレンジ」を通じて、東北復興支援の呼びかけも兼ね支援を求めているようす。


 という訳で、折角指名いただいたので、この「#ずんだチャレンジ」に参加してみようと思う。


 「#ずんだチャレンジ」のルールは


【「#ずんだチャレンジ」ルール】


●ずんだを食べた写真をTwitterなどSNSにUPするか、500円支援する


・拒否権あり
・ずんだ(餅以外に、関連食品でもOK)を食べる+500円支援両方も可能
・ずんだが手に入らない場合には東北ずん子ちゃんを描いたイラストをUPすることで代用可能


●次のチャレンジャーを3名指名する


・指名拒否権あり


 筆者の場合には、住まいが千葉県のため「ずんだ餅」や「ずんだ」関連食品が手に入りにくいので、とりあえずイラストでチャレンジを勘弁していただくとして、もちろん1口500円程度ではあるが支援させていただいた。


 こういう企画は賛否両論あるかもしれない。ただ、東北復興もまだまだ道半ばで、最近はその状況が忘れられつつある。
こうした支援を通じて、復興を再認識し、未来に繋がる橋造りに協力するのは決して悪いことではない気がする。


 なお、編集部からの次のバトンは読者の皆様。協力してもいいよ!という方だけ力になってあげて欲しい。


参考:
UTAU音源化クラウドファンディングプロジェクト
(https://greenfunding.jp/lab/projects/774-utau)