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いくつ知ってる?宝塚ファンのあるある&暗黙のルールとは

2014年09月18日 15:12  gooランキング

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いくつ知ってる?宝塚ファンのあるある&暗黙のルールとは
1914年の初公演から今日に至るまで、多くのファンを魅了し続けている宝塚歌劇団。舞台の完成度の高さはもちろんのことですが、「女性のみで構成されている劇団」という独特の神秘性も、宝塚の魅力のひとつですよね。また、スターたちを応援するファンの間にも、独特のルールやセオリーが存在するようです。今回は、宝塚ファンの常識と掟が垣間見えるランキングをまとめてみました。
 ■知らなかった!宝塚ファンあるあるランキング
1位 男性よりも、男役のタカラジェンヌの方がときめく
2位 紫色は「すみれ色」と読む
3位 好きなタカラジェンヌの退団(卒業)発表があると毎日泣いて過ごし、学業や仕事が手につかない
4位 「DS」はゲームではなく「ディナーショー」だと思う
5位 階段は下を見ないで降りてみる

まずは「知らなかった!宝塚ファンあるあるランキング」から見てみましょう。ランキング第1位に輝いたのは、《男性よりも、男役のタカラジェンヌの方がときめく》。タカラジェンヌとは、宝塚歌劇団に属する団員のこと。そして男役とは、舞台で男性役を担うタカラジェンヌのことを指します。男役のタカラジェンヌは、歌舞伎の女形のように、自分とは異なる性の魅力を追求して演じるエキスパートです。男性より魅力的に見えるのは、彼女たちの努力のたまものといえそうですね。また、6位には《「初日の出」を「しょにちので」と読んでしまう》がランク・イン。「初日」とは、舞台公演の初日のこと。「出」とは出待ちの略です。つまり初日の出とは、「初日の舞台公演を終えたタカラジェンヌが楽屋から出てくるのを待つ行為」を指します。宝塚ファンにとっての公演初日の出は、元旦の初日の出より印象深いものになりそうです。その他、16位《大人になってから、宝塚にハマると、「もっと早く宝塚に出会ってたら絶対受験していたのに!」と思う》という切実な回答も。宝塚歌劇団に入団するには、宝塚音楽学校を受験し、高い競争率を勝ち抜かなければなりません。自分ではもう叶えられない夢だからこそ、宝塚の魅力に引き寄せられてしまうのかもしれません。

■知らなかった!驚くべき宝塚ファンの暗黙ルールランキング
1位 「出待ち」で手紙の差し入れをする際は、礼儀正しく、整列して待ち、タカラジェンヌが通った時に、ひざまずき恭しくお手紙やプレゼントを渡す
2位 「会」(タカラジェンヌ個人のファンクラブ)での公演鑑賞は「総見」といい、「会服」と呼ばれる揃いの服を着て観劇を行なう場合がある
3位 複数の生徒を応援したいからといって複数の「会」(タカラジェンヌ個人のファンクラブ)に入ってはいけない
4位 ファンはタカラジェンヌのことを「生徒」と呼ぶ
5位 手紙等の差入れはOK だが、花入れは禁止

  次に、宝塚ファンの暗黙のルールを見てみましょう。「知らなかった!驚くべき宝塚ファンの暗黙ルールランキング」第1位は、《「出待ち」で手紙の差し入れをする際は、礼儀正しく、整列して待ち、タカラジェンヌが通った時に、ひざまずき恭しくお手紙やプレゼントを渡す》。タカラジェンヌの出待ちや入り待ちには厳しいルールがあり、通行人やジェンヌに迷惑がかからないように配慮されているのだとか。また、9位《「会」(タカラジェンヌ個人のファンクラブ)に入ると楽屋口でのガード(楽屋入りのタカラジェンヌを守って歩くこと)に参加できる》のように、ファンが自ら、スターたちを警護する側に回ることもあるようです。
ランキングを見てみると、タカラジェンヌの美しい振る舞いや貞淑さが、ファンにも強い影響をあたえている様子。「タカラジェンヌを応援する気持ち」が逆に迷惑になってしまわないように、ファンの間できちんとマナーが定められている点が魅力的ですね。舞台やライブの観覧時には、宝塚ファンのすてきなファンマナーを参考にしてみてはいかがでしょうか。

gooランキング編集部(ぐ)