写真暑い日が過ぎ、ふと鏡を見るとなんだか疲れ顔…。紫外線のダメージや冷房での乾燥、夏バテによる胃腸の不調などで、肌も疲れ気味みたい。そんな肌には、肌力がアップをするエクササイズやマッサージがおすすめ。
「夏の疲れ肌には肌そのものに働きかけるスキンケアだけでなく、エクササイズやマッサージで肌をリラックスさせ、血行を促すのがキモ」
そうアドバイスをくれたのは、美容家の小林ひろ美さん。小林さんによると、この季節の肌疲れの主な原因はやはり、夏に浴びた紫外線なのだとか。
「紫外線は肌の代謝を鈍らせて肌色をくすませたり、たるませたりします。くすみがあると疲れて見えるうえに、たるみが加わって見た目年齢が上がるという、悲しい結末に。これから紹介するエクササイズ＆マッサージを取り入れて、顔全体の巡りを促し、内側から輝く肌を作りましょう」（同）
●たるみ解消エクササイズ
（1）姿勢を正して正面を向く。口を閉じて目を大きく開く
（2）右のほおを持ち上げるようにして、右斜め上に口角を上げて5秒キープ。左も同様に行う。左右5回ずつ交互に繰り返す
（3）顔は正面を向いた状態であごだけを前に出して下唇を突き出し、10秒キープ。3回繰り返す
「パソコン作業が多い日は無表情になり、リフトアップに大切な耳横のそしゃく筋が緊張しがち。そんな日は“ムンクの叫び”の絵のように縦長に口を大きく開き、首にある、耳の後ろの下の凹んだ部分に指先をあてて、軽くマッサージしましょう。疲れが取れて、たるみも予防できます」（同）
●くすみ解消マッサージ
（1）あごの下に両手の親指を引っかけ、5秒押す
（2）指を左右それぞれ1cm程度ずらして5秒押す。同様にして耳の下まで行う
（3）耳を上下に挟んで折りたたみ10秒キープ。指を一気に耳から離す
「顔色がさえないときや、頭が重くてボーッとするときにもおすすめ。フェイスマッサージをすることで血流がよくなるので、頭もスッキリします。また、代謝不良だと古い角質がたまりやすいので、週1回程度、定期的に洗い流すタイプのクレイマスクケアをプラスして。古い角質が取れて、より透明感のある肌に生まれ変わります」（同）
フェイスエクササイズとマッサージで夏の疲れを吹き飛ばし、秋に向けて輝く肌を手に入れよう。
小林ひろ美美容家、「美ファイン研究所」主宰。雑誌やTVなどでの一般向けの美容テクニックの指南から、プロ向けの美容セミナー、 商品開発コンサルタントまで幅広く活躍。毎日続けられる簡単な美容法や身近な道具を使ったホームケアに定評がある。『小林ひろ美の1日中どこでも24時間美容』（ワニブックス）、『小林ひろ美式 毎日3分美肌ケア』（主婦の友社）など著書多数。【オズモール】
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