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保井智貴の個展『佇む空気』、空間に佇む新作の人物彫刻や動物作品を展示

2014年09月17日 12:20  CINRA.NET

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『capsule』2008年 漆、麻布、螺鋼、洋金粉、岩絵具、勝、黒曜石、大理石、etc. h.164×w.52×d.30cm 個人蔵 撮影:サトウ ノブタカ
保井智貴の展覧会『佇む空気』が、9月20日から神奈川・箱根の彫刻の森美術館で開催される。

1974年生まれの保井は、乾漆や螺銅といった伝統工芸の技法を用いて、「非常な速さで前進してゆく現代社会の中で、人がただまっすぐに佇む姿から感じる空気」をテーマに人物彫刻などを制作している彫刻家。麻布に漆を塗り重ね、乾燥させる工程を繰り返し、その上に薄く切った貝をはめこんでいくなど、伝統的な技法と現代的な感性にもとづいた彫刻作品を発表している。

同展では、等身大の人間や動物を表した彫刻作品を紹介。犬や子どもの彫刻に加え、新作の人物彫刻も展示される。