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メルセデス、DTM最年少Vの若手をリザーブに正式起用

2014年09月16日 22:10  AUTOSPORT web

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メルセデスF1チームは15日、ドイツ人ドライバーのパスカル・ウェーレインをリザーブドライバーに起用することを正式に発表した。

 19歳のウェーレインは、先週末にドイツ・ラウジッツリンクで行われたDTM第8戦でポールポジションから初のトップチェッカーを受け、シリーズ史上最年少優勝を達成した。彼は今後ルイス・ハミルトンかニコ・ロズベルグのどちらかがレースに出れなくなった場合、その代わりを務めることになる。

 ウェーレインは今シーズン、F1チームのシミュレーター作業も担当しており、先週にはポルティマオで2012年型のF1マシン「W03」のステアリングを握り、500kmのテスト走行も完了している。

 メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、ウェーレインの起用について次のように語っている。
「ニコとルイスを除けば、彼はW05のすべての手順に最も詳しいドライバーだ。したがって、リザーブドライバーへの起用は正しい選択だった」
「彼は、先週初めてF1マシンをドライブするという重要な一歩を踏んだ。我々の期待通り、冷静かつ印象的なテストを披露してくれたことに満足している」

 2012年のユーロF3でランキング2位につけた実績を持つウェーレインは、今シーズンの残るレースでF1チームに帯同することになる。