スーパーGT500クラスでウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTをドライブしているほか、WEC世界耐久選手権のLM-GTEプロクラスにポルシェ911 RSRで参戦しているフレデリック・マコウィッキが今週、ポルシェLMP1のテストに参加した。
マコウィッキは今週、マニクールで行われたポルシェ919ハイブリッドのテストに参加。LMP1のレギュラードライバーを務めるブレンドン・ハートレー/マルク・リーブ、そしてポルシェのワークスドライバーとして北米ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)を戦うマイケル・クリステンセンとともに、2日半のテストに臨んだ。
「919ハイブリッドは素晴らしいクルマだよ」とマシンの印象を語ったマコウィッキ。
「ドライビングの挙動もすぐに信頼することができて、ラップを追うごとにペースを上げることができたんだ。いちばん驚いたのは、このクルマの速いコーナリングスピードだね」
LMP1チームを率いるアンドレア・ザイドルは、今回のマコウィッキとクリステンセンの働きについて「非常に早く919ハイブリッドを理解し、テストプログラムの消化に大きく貢献してくれた」と評価した。
また、ポルシェのLMP1プロジェクトを率いてるフランツ・エンジンガーは、GTプログラムを戦うふたりのテスト参加について次のように語っている。
「マイケルとフレデリックにこのテストの機会を提供することで、ポルシェのモータースポーツファミリーに還元ができると思っている。ふたりは優れたパフォーマンスを見せ、この機会を得たんだ」