ロンドンの老舗デパート、セルフリッジがこのたび、百貨店では初の試みとなる“映画館”を館内にオープンした。
場所は、多くの観光客も訪れるオックスフォード・ストリート店の地下。イギリスで常設の映画館が百貨店内に設置されるのは、これが初めてとのこと。
オープニング記念として現在は、この9月から開催されているファッション・イベント「Masters(マスターズ)」に参加している12名のファッション・デザイナーたちに聞いた“好きな映画”を上映している。
記念すべき初日の作品に選ばれたのは、オードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」。
このほか、マーク・ジェイコブスが推薦する、1972年のミュージカル映画「キャバレー」や、デザイナー、トム・フォード初の監督作品「シングル・マン」など、偉大なデザイナーたちがインスパイアされた名作がズラリ!
座席数60席というミニシアター系の規模ということもあり、しみじみと味わい深い作品がはまりそうな感じだ。
古くからロンドンのファッション・シーンを牽引してきたセルフリッジならではの、センス溢れるこの新企画。ショッピングやグルメを楽しんだあとは、エンタテインメントまで満喫できる、まさに“何でもあり”なデパートのかたちを提案してきたと言えそう。
上映予定作品のラインナップやチケット予約についての詳細は、オフィシャルサイトから。
EVERYMAN AT SELFRIDGES
http://www.selfridges.com/en/info/everyman?rd=everyman?cm_re=HP-_-Row4-_-banner
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