10月4日~5日にスーパーGT第7戦を開催する予定のタイの新設サーキット、ブリーラム・ユナイテッド・インターナショナル・サーキットは、サーキットの冠スポンサーとしてタイ最大のアルコール飲料メーカー、タイ・ビバレッジのビールブランド『チャーン』がネーミングライツを取得し、『チャーン・インターナショナル・サーキット』という名称になると明らかにした。
タイのブリーラムに建設されているこのサーキットは、FIAグレード2を目指し建設が進められてきたサーキットで、現在F1走行も可能なグレード1へのアップグレードも進められているという。すでにサーキットは「95%が完成」した状態であり、スーパーGTマシンも10月4~5日の初開催に向けて日本を出発した。
そんなコースは、ACLアジアチャンピオンズリーグにも出場するサッカーチーム、ブリーラム・ユナイテッドの本拠地であるアイモバイル・スタジアムの裏手に建設されており、同じオーナーが所有する。当初、ブリーラム・ユナイテッドと同様の『ブリーラム・ユナイテッド・インターナショナル・サーキット』という名称となっていたが、新たにタイで最も有名なビールブランド、チャーンがネーミングライツを取得し、『チャーン・インターナショナル・サーキット』という名称になると明らかにされた。
タイ語で『象』の意味をもつチャーンはサッカープレミアリーグのエヴァートンのスポンサーも務めているなど国際的な知名度も高く、ブリーラム・ユナイテッドのユニフォーム胸スポンサーにもなっており縁も深い。
11日には、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションからチャーン・インターナショナル・サーキットのコース1周動画も公開されたが、看板も設置されるなど準備が進んでいる印象を受ける。残り半月、サーキットがどう変化していくのかも楽しみなところだ。