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次期GT3のベース車か? メルセデス、新スポーツカー『AMG GT』を公開

2014年09月11日 21:20  AUTOSPORT web

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新たに発表された新スポーツカー、メルセデスAMG-GT
9日、メルセデスベンツは市販スポーツカーである『メルセデスAMG GT』を公開した。スーパースポーツであるSLS AMGの後継とされるスポーツカーで、462馬力の『GT』、510馬力の『GT-S』という2グレードが設定される。

 このメルセデスAMG GTは、2010年に発売が開始され、14年に生産終了となったSLS AMGの後継車と言える車両。ただ、スーパースポーツとしてSLRマクラーレンの後継だったSLS AMGに対し、このAMG-GTはポルシェ911等をライバルとしたモデルレンジとされている。

 9日に行われた発表会では、F1メルセデスAMGのニコ・ロズベルグも登場しお披露目されたが、SLS AMGの後継車らしく、ロングノーズ、ショートデッキのスタイリング。軽量アルミニウムボディに、新開発のAMG 4リッターV8ターボエンジンをフロントミッドに搭載する。モデルは462馬力の『GT』、510馬力の『GT-S』という2グレードが設定された。

「新しいメルセデスAMG-GTで、我々は非常に競争が激しいスポーツカーセグメントに挑んでいく」というのは、ダイムラー取締役のトーマス・ウェバー。

「これは同時に、世界中のスポーツカーファンに対し、AMGがパフォーマンスを示すことができる動機付けでもある」

 また、AMG社長のトビアス・ムアースは「新しいAMG-GTによって、メルセデスAMGはダイナミックなスポーツカーブランドとして位置することになる」と語っている。

 メルセデスベンツ/AMGは、プライベートチーム向けレーシングカーとして、ヨーロッパや日本で活用されているメルセデスベンツSLS AMG GT3を販売、サポートを行っている。ムアースはオートスポーツwebの取材に対し、「スポーツカーを支える源流はやはりレースにあり、GT3カスタマーレーシングに今、我々は注力している」と語っている。新しいメルセデスAMG-GTにもGT3レーシングカーが登場するのか、今後注目したいところだ。