写真カナダ人アーティストのRuth Oostermanさんが最近取り組んでいるコラボレーション作品が、大きな話題になっている。
彼女がともに働く相手というのは、2歳になる娘のEveちゃん。早くも“お絵かき”などアートに強い関心をもっているという。
Ruthさんは、Eveちゃんがもう少し成長したら、自分の数多くのプロジェクトでコラボレーションするのを楽しみにしていたそう。
ところがあるとき、現時点でもEveちゃんのスケッチからクリエイティブなものが生み出せる、と考えを変えた。
そうして誕生したのが、これらの作品だ。
まず娘のEveちゃんが、自らの感性の趣くままにペンでスケッチを描き、Ruthさんがそのスケッチを水彩画に仕上げるという手順で制作を進める。
Ruthさんがコラボするにあたって心掛けているのが、Eveちゃんの描こうとした内容を作品に含むこと、Eveちゃんオリジナルの線や形を残すこと。
そのためイメージが曖昧で、どんなものを描いているかを教えてくれないときには、作業が難航するそうだ。
Ruthさんはこのコラボについて、「娘が、絵は子どものように描くということを私に思い起こさせてくれたことを、とても喜ばしく思っている」とコメントしている。
取り組みも、完成した作品もどちらも大変に素晴らしい。
2人が、次はどんな化学反応を見せてくれるか楽しみだ。
The Mischievous Mommy
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