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男性優位の壁にぶつかったときにすべきこと

2014年09月09日 00:02  オズモール

オズモール

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仕事である程度経験を積むと、考えるのはキャリアアップ。でも、男性と同じように一生懸命働いてきたはずなのに「同僚男性のほうが先に昇進した」「女性だから部下の男性にバカにされた」など、男性優位の現実が立ちはだかることも。そんなときは、どうすればいい? 「まずは自分自身の中に男性優位の考え方がひそんでいないか、確認してみて」 そう話すのは世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさん。 「例えば『会社で認められるためには、男性と同じように働かなければいけない』と思っているとしたら、それは男性優位の考え方。こうした考えがあると、『やはり女性だから出世できないんだ』『自分はこんなにがんばっているのに環境が悪い』などと男性優位の壁にぶつかりやすくなり、諦めたり卑屈になったりしてしまうのです。そもそも男女平等というのは、女性が男性に合わせることとは違うのです」(同) では、こうした考えを変えるにはどうしたらいい? 「男性優位の考え方を自分の中に見つけたら書き出し、その考えを打ち消すような、女性の立場を肯定的に捉えることのできる事実や考え方を書いてみてください。例えば『女性だから責任ある仕事を任せてもらえない』と書き出したら、それに対して『でも○○さんは女性らしい気配りでチームリーダーとして活躍し、周囲から認められている』という具合に、女性の立場を肯定する事実を書き出します。否定的な思い込みを書き換えるには、肯定的な事実や考えを書き出すのがいちばんなのです」(同) 思い込みを捨てることができたら、次に考えたいのは自分自身が男女平等を実践すること。 「男女平等を実践するためには、ただ会社にそれを訴えるのではなく、意識的に女性としての自分を大切にしながら自分らしく働くようにすることです」(同) 例えば、月経時は会社に行ってもほとんど仕事が手につかないのであれば、「今月の月経時には有給休暇をとる」と決めてしっかり休み、そのぶん体調がいいときにがんばるようにすることが、自分らしく無理のない働き方につながるというわけ。 男性であること、女性であることは1つの個性。その個性を生かして働けるように、自分自身が努力をすれば、男性優位の壁も乗り越えられるはず! 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに構成した『究極の幸せを掴む7つのレッスン』で「自分だけの特別な価値で世界と日本をつなぐ、感性豊かな女性」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】