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ウイリアムズ、マッサ&ボッタスの来季継続を正式発表

2014年09月07日 19:10  AUTOSPORT web

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ウイリアムズ・マルティニ・レーシングは7日、2015年もフェリペ・マッサとバルテッリ・ボッタスのラインナップを継続することを正式に発表した。

 今年からメルセデスのパワーユニットを搭載するウイリアムズは、空力特性に優れたFW36とともにかつての速さを取り戻し、第12戦のベルギーGP終了時点で150ポイントを獲得、コンストラクターズ選手権で現在フェラーリに10ポイント差の4位につけている。

 今年新たに加入したマッサは、第8戦オーストリアGPでじつに6年ぶりとなるポールポジションを獲得。さらに、成長著しい期待の若手ボッタスは、3戦連続を含む4度の表彰台を手にし、現時点でドライバーズランキング5位とトップドライバーの仲間入りを果たした。

 チームは、複数年の契約を結んでいたマッサと、オプションを有していたボッタスとの来季契約をこの日正式に発表。また、ブラジル人ドライバーのフェリペ・ナスールが務めるテスト兼リザーブドライバーについても適切な時に発表するとしている。

「私は、2015年もフェリペとバルテッリがウイリアムズのためにもう一度レースをすることを発表でき、とても喜んでいる」と、サー・フランク・ウイリアムズは語っている。

「マッサと働くことに喜びを感じており、彼は真のペースと豊富な経験を兼ね備えている。また我々は、バルテッリが非常に特別の才能を持っていることも長年知っていた。そしてFW36では、彼のスキルを実証可能にするマシンを与えることできた」

「チームは2014年シーズンに大きく改善された。我々エンジニアへの彼らのフィードバックがこれで重要であることが分かったんだ」
「この発表は、2015年に優れた安定を与えるだろう。しかし、もちろん今シーズンの残る7レースでもFW36の真価を最大限にすることに集中していくつもりだ」