スーパーGT500クラスでウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTをドライブしているほか、WEC世界耐久選手権のLM-GTEプロクラスにポルシェ911 RSRで参戦しているフレデリック・マコウィッキが来週、ポルシェ919ハイブリッドのテストに参加することが分かった。
FIA-GT1等のスポーツカーレースで活躍していたマコウィッキは、2013年に童夢からスーパーGT500クラスにデビュー。第5戦鈴鹿ではチームメイトの山本尚貴とともに初優勝を飾るも、家庭の事情により昨シーズン限りで一度童夢を離れた。今季はポルシェのワークスドライバーとしてWECのLM-GTEプロクラスに参戦しているが、スーパーGT今季第4戦SUGOからは再びGT500にも復帰。山本と組んでウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTをドライブし、第5戦富士では優勝を飾った。
そんなマコウィッキは、来週行われるという919ハイブリッドのテストに臨むべく、ポルシェのファクトリーでシート合わせを実施。同時に、現在14号車919ハイブリッドのドライバーとして名を連ねているニール・ジャニからのアドバイスも受けている。
来週に行われるというテストに関して、日程や場所などの詳細な情報は明かされていないものの、北米のユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)でワークスのポルシェ911 RSRをドライブしているマイケル・クリステンセンも、マコウィッキとともに919ハイブリッドをドライブするということだ。