朝食タイムや仕事の合間など、私たちにほっとひと息つく瞬間を与えてくれるコーヒー。
今世界中で、“サード・ウェーブ・コーヒー”なんて言葉が注目されるようになり、これまでにないこだわりの1杯を提供する店が増えている。
日本でも、確実にコーヒーに対して高い意識をもった消費者が増えているようだが、おいしい1杯の背景に、どんな物語が秘められているのかご存じの人は少ないだろう。
そんな“サード・ウェーブ・コーヒー”ブームを支える“スペシャルティコーヒー”を追ったドキュメンタリー映画「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」が、一夜限りで劇場上映されることが決定した。
そもそも“スペシャルティコーヒー”とは、一般的に、豆(種子)からカップまで全行程で品質管理が徹底され、生産地独特の素晴らしい風味が味わえる点が特徴とされている。
米・サンフランシスコを拠点に活動するBrandon Loper(ブランドン・ローパー)監督は、3年間にわたって世界のコーヒー産地や、コーヒーカルチャーを牽引するサンフランシスコ、ポートランド、シアトル、東京といった都市を巡り、フィルムに収めた。
特に“量より質”を求め、高品質なコーヒー豆を生産者から適正価格で仕入れる“ダイレクトトレード”の流れ、そしてそれがもたらす生産者の生活環境向上、生産者とバイヤーの絆が、美しい映像と音楽と共に描かれている。
この「ア・フィルム・アバウト・コーヒー」の上映企画は、クラウドファンディングサイト「CAMP FIRE」にて見事資金調達に成功し、9月19日(金)19時から「AEON CINEMA MINATOMIRAI」で上映されることとなった。
東京の名店「フグレントウキョウ」や「ベアポンド エスプレッソ」などもフィーチャーされ、日本が世界のコーヒーシーンに与える影響を知ることができる数少ないチャンスでもあるので、コーヒー好きは必見だ。
チケットは、さまざまな特典付きプランがあり、イベント管理サイト「Peatix」から入手できる。
Peatix
http://afilmaboutcoffeetokyo.peatix.com/
CAMP FIRE
http://camp-fire.jp/projects/view/1158