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怒りの感情を生まないための心得3つ

2014年09月03日 00:02  オズモール

オズモール

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仕事もきちんとこなし、プライベートの予定もいっぱい。毎日が充実しているはずなのに、なんだか毎日イライラ&モヤモヤ。なぜ、こんな気持ちになってしまうのかわからないという女子も少なくないはず。その理由を教えてくれたのは、禅の教えに関する本を数多く執筆している、建功寺住職の枡野俊明さん。 「今どきの女性たちは、仕事に自分磨き、婚活などやるべきことがたくさんありすぎて、心に余裕がありません。心に余裕がないと、怒りの感情が湧きやすくなるのです」(同) 気が付くと、つい出てきてしまう怒りの感情。どうすれば、心に余裕が持てるようになるの? 「次の3つを実践してみましょう。すると自然に怒りの感情が生まれにくくなります」(同) (1)仕事モードをきちんとオフする スマホで仕事のメールを見れるように設定していると、家に帰っても仕事が気になり、リラックスできないはず。どうしてもメールをチェックしなければいけないとき以外は、メールの設定を解除するようにしよう。さらに、会社のエントランスを出たら、最寄りの駅に着いたらなど、仕事モードをオフにする関所を作ってあげるのが◎ 家ではできるだけ仕事のことは考えないように心掛けて。 (2)早起きをする 一日をステキに過ごすためには、朝の時間を充実させることがカギ。お茶を味わいながら飲んだり、のんびり新聞を読んだり、家のなかを丁寧に掃除したり、近所を散歩したりするのがおすすめ。朝の時間をゆっくり過ごすことで、心に余裕が生まれるはず。 (3)なにも考えずに眠りにつく ベッドに入る30分前になったら、物事を深く考えないようにしよう。不安なことや心配ごとは夜の闇がマイナスのほうにひっぱってしまうので要注意。優しい音色の音楽を聞いたり、アロマを焚いたり、お気に入りの絵本や写真集をみたりして、穏やかな時間を過ごすようにして。すると深い眠りがおとずれて、朝も気持ちよく起きられるように。 怒りの感情をなくして楽しく過ごしたいなら、この3つを今日から実践! 笑顔でいっぱいの日々を送ろう。 枡野俊明1953年、神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授、玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行ない、国内外から高い評価を得る。2006年のニューズウィーク日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。著書に『心配事の9割は起こらない 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」』( 三笠書房 )、『怒らない禅の作法』(河出書房新社)などがある。【オズモール】