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ホンダ「来年からメルセデスに勝つことができる」

2014年09月02日 17:00  AUTOSPORT web

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2014年ドイツGP ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2015年にパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰するホンダは、最初のシーズンからメルセデスと戦い、何度か勝利を収めることができると、F1総責任者である新井康久氏が語った。

 ホンダはマクレーレンと提携し、2015年からF1に参戦する。2014年からF1のエンジンレギュレーションは大幅に変わり、それを機にメルセデスのパワーユニットが圧倒的強さを発揮、一方フェラーリとルノーは後れをとっている。

 3社より1年遅れで参戦するホンダだが、メルセデスと戦えるとの確信を持っているという。

 F1公式サイトのインタビューにおいて、今季最強のメルセデスと同様のスタートを切り彼らに対抗できると思うかと聞かれ、新井氏は「私たちはメルセデスに対抗できると自信を持っています」と答えている。

 逆にフェラーリやルノーのように苦戦する可能性は、と問われた新井氏は、次のように述べた。

「この2社は来年は必ず挽回してくるはずです。私たちも彼らと戦える位置にいられるでしょう」
「メルセデスはシャシーとパワーユニットの間に完璧なバランスを見出したのだと想像しています。他はそれができなかった。ですから私たちはマクラーレンと一体になって作業しています。それが(成功を収めるための)唯一の道なのです」


 2015年にどういう期待を持っているかと聞かれ、新井氏は最初のシーズンから勝てると信じていると述べた。

「F1は私たちの戦略の中でも非常に重要な要素。そしてホンダにとって勝つことは極めて重要です」
「私たちはブランド知名度を向上させたい。来年何度かレースに勝つと私は心から信じていますし、それによってこのブランドにとってポジティブなメッセージが世界的規模で送られることになるでしょう」

「ヨーロッパのファンは特に、ホンダはスポーツカーブランドだと考えています。2015年にはF1参戦に合わせてスポーツタイプのロードカーが発売されます。ホンダはスポーツカーを作っているというメッセージを送り出すためのカタリストとして、F1を活用していくつもりです」