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アジアン・ル・マン第2戦富士:井原慶子もドライブのOAKモーガンが優勝

2014年09月01日 20:40  AUTOSPORT web

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優勝したOAKレーシング・チーム・トタルのイビッド・チェン/ホー-ピン・タン/井原慶子組1号車モーガン・ジャッド
アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)は31日、富士スピードウェイで第2戦の決勝レースが行われ、OAKレーシング・チーム・トタルのデイビッド・チェン/ホー-ピン・タン/井原慶子組1号車モーガン・ジャッドが優勝を飾った。

 事前に発表されていたエントリーリストでは3クラスに7台のエントリーとなっていたAsLMS第2戦富士だったが、当初エントリーのなかったGT-Amクラスに、エンペラー・レーシングから2台のランボルギーニ・ガイヤルドが参戦。11号車ランボルギーニ/82号車ランボルギーニの2台が加わり、9台のエントリーとなった。

 30日に行われた予選では、ユーラシア・モータースポーツの27号車オレカ03・ニッサンがポールポジションを獲得。1号車モーガンが続いた。31日に行われた3時間の決勝レースでは、27号車オレカがスターティンググリッドから始動することができずにピットへ。井原の駆る1号車モーガンは、この間に2周のギャップを築くことに成功する。

 ただ、井原は23周目、マシンにトラブルが発生したかタイヤウォールにクラッシュ。マシンのボディワークにダメージを負い、ピットで修復を受けることに。これにより27号車オレカが首位に浮上する。首位を奪われた1号車だったが、その後チェンやタンがハイペースで27号車を追い、残り45分というところで首位に浮上。そのままチェッカーを受け開幕戦に続く2連勝を挙げた。

 GTクラスでは、予選でクラスポールを獲得したAAIラストラーダのユウ・ラム/土屋武士/松井孝允組90号車メルセデスベンツSLS AMG GT3と、同チームで予選クラス2番手のユンサン・チェン/谷川達也/オリバー・ミルロイ組91号車BMW Z4 GT3が激しいバトルを展開。ただ、90号車はマシントラブルでリタイアを喫し、91号車が総合3位につけ、GTクラス優勝を果たしている。

 CNクラスは、クラフト・バンブー・レーシングの77号車リジェJS 53 EVOが優勝。また、GT-Amクラスでは、87号車ランボルギーニが決勝を欠場。中谷明彦もステアリングを握った11号車ランボルギーニがクラス優勝を果たしている。